季節を感じて

今日の九十九里地域は強風が吹き荒れています。
南風で暖かいので、さしずめ春の嵐といったところでしょうか。
春一番がなかった穴埋めをするように
ビュービューと吹いています。
春の嵐というと、私の中では百人一首が思い出されます。
確か桜の花弁が渦を描くような短歌があったような。
記憶がおぼろげなので後で調べてみます。
百人一首は中学生の頃、学校で百人一首大会なるものが
新年の全校イベントで開催されていました。
懐かしい。
私は家に百人一首かるたがあったこともあって
すっかり夢中になり、解説本を読みふけっていました。
百人一首に名を連ねている歌人たちの言葉は
脳裏に情景が浮かぶような
繊細で感情豊かな表現にあふれています。
特に気に入った情景が頭の中で思い描ける句は
すんなりと暗唱できるのは不思議なものです。
それに比べると自分の語彙の不足加減は恥ずかしい。
仕事の面だけでなく、私生活においても
なんでも「すごい」で済ませてしまうのは
やっぱり寂しいと感じます。
今の自分にとって百人一首は
また違った刺激を受ける機会になるかもしれない。
春を感じた時に、ふとそう思いました。(ゆ)

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